海を学ぼう!
いま海で起きていることは、未来とつながっている。
長い年月の中で伝承されてきた海の知恵には、
人生を豊かにする、たくさんの気づきとつながっている。
私たちは、海に支えられ、海に生かされている。
そのつながりが理解できれば、きっと行動が変わる。
海を学ぶとは、"海と自分とのつながり"を感じること。
海を学ぶ、10のサブアクション
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海の変化を知ろう
海の変化へ敏感になりましょう。
温暖化による海面上昇、
生活排水による水質や生態系への影響、
こうした海の現状は、私たちの暮らしへとつながっています。
刻々と変わる海を知ることが、海の未来を守ることにつながります。 -
海の文化を知ろう
様々な視点で「海の文化」を知りましょう。
四方を海に囲まれた日本は、地域や産業が
海と密接に関わり、多種多様な海洋文化の宝庫。
海との共存から生まれた文化・歴史を紐解くと、
私たちの日常を豊かにする知恵や発見がつまっています。 -
海の技術を知ろう
日本の海で生まれた技術を知りましょう。
例えば、日本の伝統漁法である「定置網漁」。
持続可能な漁業として、海外でも評価されています。
海で育まれる様々な技術に目を向けることで、
日本の発展に不可欠な海の恩恵に気づくことができます。 -
海の生き物を知ろう
海の生き物に関心を持ちましょう。
海には数万種ともいわれる海洋生物が生息し、
多様な生態系と、知られざる生育環境が存在しています。
海の命に向き合うことで、海の資源や環境を大切にする心が芽生えます。 -
海の仕事を知ろう
漁業、海運、造船、海上保安など海の仕事を知りましょう。
私たちの日常を支える重要な産業でありながら、
普段なかなか目にすることができません。
だからこそ、海で働く人々の工夫や努力を知り、
次世代へ伝えることが、日本の産業育成につながります。 -
水族館・動物園に行こう
海や、海へつながる山、川の生き物に会いに行きましょう。
水族館や動物園は、生き物と触れ合う楽しさだけでなく、
海の環境や生き物の姿を観察できる、海の学校。
自分の目や肌で、海を身近に感じることができます。 -
灯台に行こう
海を見守り続けてきた灯台に足を運びましょう。
青い空と海に包まれた美しい灯台を前にすると、
海の開放感に刺激され、日常では得られない発見に出会えます。
「海と人」の歴史が宿る灯台で、海と対話しましょう。 -
子どもを海に連れて行こう
子どもの成長を、海で育みましょう。
裸足で海辺を走り、自然と触れ合うひととき。
海でしか味わえない体験や、生き物との出会いは、
子どもの感受性を育てる、大きな学びの舞台です。
家族で過ごす海の記憶は、子どもの心身に深く刻まれます。 -
海との絆を感じよう・深めよう
「海」との結びつきを考えてみましょう。
例えば、カツオや昆布でだしをとった味噌汁。
冠婚葬祭など、大切なシーンで身につけるパール。
日本ならではの、演歌の歌詞…
何気ない所にも海があり、私たちの日常を豊かにしています。
海に生かされている実感を持ちましょう。 -
海の未来を考えよう
5年、10年後の海を思い描いてみましょう。
例えば、もし海のごみがこのまま増え続けたら…
もし、多くの子どもたちが魚嫌いになってしまったら…
様々な「もし」を海に問いかけ、その先を見つめることで、
私たちの未来を考え、課題を見出す力となります。
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